外壁のチョーキング現象を放置するリスクとは?原因や対策を解説

2025.04.25

こんにちは!
福岡県大野城市をメインに近隣エリアにて、外壁塗装・内装リフォーム等を手掛けているAtelier四季(アトリエシキ)です。

ふとしたときに外壁を触り、白っぽい粉が手に付着したことはないでしょうか。
これは塗料の中に含まれている顔料が劣化によって粉状になり、付着する「チョーキング現象」といわれています。
なんだか汚いな、くらいに思うかもしれませんが、実は外壁にメンテナンスの必要なサイン。
放置してしまうと、さまざまなリスクがついて回ります。

今回は外壁に起きるチョーキング現象の原因と、放置する危険について解説します。
ぜひ参考にしてみてください。

■ 外壁のチョーキング現象とは?

チョーキング現象は築10年前後や、前回の外壁塗装から塗料の耐用年数付近の時間がたった外壁で見られる現象です。
外壁に触ると白い粉がつき、劣化が進んでいると付着する粉の量が増えます。
手で触る以外だと、霧吹きで水をかけて、水を吸い込むかどうかを確認する方法もあり、できれば両方試してみましょう。
外壁の防水性が低下しているので水を弾かず、水をかけた部分が変色します。

手に付着した粉が、砂汚れや黄砂である可能性もあるので、判断がつかないときは外壁塗装業者に連絡し、現地調査を依頼すると正確な結果が分かります。

■ チョーキング現象はなぜ起きる?

チョーキング現象の原因は、主に紫外線とされています。
外壁に塗られている塗料の中には、白色の元になる「酸化チタン」が含まれており、この酸化チタンが紫外線に当てられることで引き起こされます。

化学的な話になりますが、酸化チタンは酸素原子とチタン原子の結びついた分子です。
この結合は電子によって結びついていますが、紫外線などの強いエネルギーを当てられると、電子が移動したり、結合が開裂したりして不対電子ができます。この不安定な状態の原子・分子をラジカルといいます。
不対電子は安定化しようと、ほかの原子・分子から電子を奪うため、奪われたほうもまたラジカルへと変化する連鎖が続くことに。
酸化チタン以外に、塗料に含まれる樹脂もラジカルで分子結合を壊されるため、塗膜が脆くなっていきます。

これが、チョーキング現象の起きる大まかな内容です。

■ 放置するとどうなる?

チョーキング現象を放置すると、以下のようなことが起きるかもしれません。

・カビ、コケ、藻が生える

水を吸うようになるため、建物の北側や一日中影に入っている外壁には、カビ・コケ・藻が生えるかもしれません。
見た目にも良くないほか、取り除くために通常より費用がかかる場合もあります。
重度になると、コケによって外壁がスポンジのようにふかふかになり、外壁材を取り替える事態にもなります。

・壁内に湿気がこもる

水を吸うため湿気が壁内にこもりやすく、内部を傷めやすくなります。
壁内は柱や筋交い、断熱材が入っているため、万一湿気が入り込むと、構造にも影響が出ることに。
湿った木はシロアリの好物であるほか、木材腐朽菌による腐食が進むため、知らない間に耐震性に問題が出ることもあります。

・台風などで壁が剥がれ落ちる

長らく放置すると、外壁も脆くなってしまい、台風や地震が起きると剥がれ落ちることもあります。
窯業系サイディングという外壁材だと、湿気を含む・乾燥するサイクルを繰り返して、反りかえることが。
反ってできた隙間に風が入り込むと、剥れて壁内がむき出しになるかもしれません。

■ チョーキング現象を発見したら、外壁塗装の出番

チョーキング現象は粉が特徴的ですが、高圧洗浄で掃除をしても、しばらくすればまた粉がついてきます。
また、外壁が水を吸収しやすいので、外壁塗装で防水性を高めるのが、効果的な解決方法といえるでしょう。

チョーキング現象に気づいたら、ぜひ私たちのような外壁塗装業者にご連絡ください。
たいていの場合は、外壁塗装が必要かどうか、無料で調査していますので、「結果だけ知りたい」という理由でもOKです。
早めに塗装をすると、その分お家も長持ちするほか、放置した場合に予見される、大規模な改修工事をしなくて済みます。

ぜひ前向きにご検討くださいね。

■ 大野城市での外壁塗装は「Atelier四季」へ!

★ Before → After

Atelier四季は、福岡県大野城市と近隣地域にて、外壁塗装・屋根塗装のほか、内装リフォーム・外構リフォームを承っております。

当方の強みは「一級建築士」が施工に携わること。
建物のスペシャリストがお客様のご相談を伺いますので、施工不良の心配がなく、満足度の高い工事が可能です。
塗装業者で「一級建築士」が在籍していることは非常にまれで、お家のお困りごとがございましたら、外壁以外のことも相談できます。

気になりましたら、外壁塗装が必要かどうかの調査、お見積りをお申し付けください。

ご相談・お問い合わせはこちら>>

■ まとめ

チョーキング現象は紫外線によって塗膜が脆くなり、防水性が低下する劣化です。
放置すると見た目にも悪いほか、建物の耐久性そのものに悪影響を及ぼすため、発見次第外壁塗装を検討したほうがいいでしょう。

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